「医療が危ない!介護が壊れる!」 シンポジウム後の質疑応答

3人のシンポジストの発言のあと、会場からの質疑応答の前に、3人の方に指定発言をお願いしました。どうぞお聞きください。

川嶋みどりさん(日本赤十字看護大学名誉教授)
看護師が再び戦争に動因されないために

沢田貴志さん(港町診療所 院長)
外国人労働者のいのちを守る

鳥山栄さん(たんぽぽ小児歯科 院長)
マイナ保険証の問題

その後会場の皆様から質問や感想がだされ、シンポジストの方々を交えて、活発な意見交換がなされました。参加くださった皆様、ありがとうございました。

シンポジストの方々のお話から、新自由主義経済の行き着く先に、医療も介護も福祉も先細っていく現状を改めて再認識しました。そしてそのあとの質疑応答から、医療介護福祉関係者にとって一番大事な仕事は「非戦を貫くこと」、このことへ思いを新たにしました。
日本の軍事増強が進み、世界のあちらこちらで爆弾が降りそそぐ状況に対し、具体的に私たちが今なすべきことへの答えは簡単にはみつかりません。しかし思いがなければ始まりません。諦めない、沈黙せず声を上げる、非暴力を貫くこと、その思いを多くの皆さまと共有でき、力をいただきました。ありがとうございました。