カテゴリー別アーカイブ: 活動記録

2020.11.3 国会前集会「11・3 大行動」

11_3憲法集会チラシ  2020.11.3救護班

コロナ禍で大規模集会が開かれずにいましたが、紅葉が散る国会前に、現政権に対する大きな異議の声を上げるべく、久しぶり3000人の人が集まり、当会からも救護班として数名が参加しました。共同代表の伊藤がスピーチをしました。全文を掲載させていただきます。

********************************************************************

「いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会」の共同代表をしています、花の谷クリニック内科医師の伊藤真美と申します。

今年の年明けから、予想もしなかった新型コロナ感染症が世界で広がり、忍び寄る感染への危機対応に神経を集中させ、限られた時間で医療者として感染対策を講じて過ぎた数か月は怒濤の様な時間でもありました。

しかし、幸い日本社会は非常事態宣言解除後、やや平静をとりもどしています。医師として、科学的根拠に従い、新しい感染症に対して向き合うことは、これまで取り組んできた医療業務と本質は変わらないことなのだ、と落ち着いて言える状況になりました。医療の基礎研究の分野は、医師にとっても専門分野以外は理解が難しいことだらけですが、臨床分野で、世界の最新の知見を得ることは、この時代それほど難しいことではありません。すぐれた専門分野の先達から学ぶことができるのです。新型コロナ感染症についても、半年以上が過ぎるなかで多くの知見が明らかになり、私たち医療者は、新型コロナ感染に対して現時点で取り得る最良の対処方法を、ある程度共通認識として持つことができるようになりました。

ただ、医療は医療のみで完結はできず、特にパンデミックとなった感染症は、社会保障制度、経済政策と密に繋がっています。人々のいのちと暮らしを支えていくためには、受けられる医療が、経済格差で左右されてはなりません。そして医療は人権を守っていくことでもあるのです。そのためには、社会全体を統括するしっかりしたリーダーシップを発揮する政治が求められます。

自助・自立とは「支えを受けずに生きること」ではなく、「安心して生きるための支えを持つこと」だと、私たちの仲間が言いました。そうなのです。自助・自立は、社会のなかで人の手を借りずに成り立たせることではなく、人の手を借りて成り立つことなのです。体やこころに不自由なところや弱いところがあっても、手助けがあれば自立できるのです。

例えば、車椅子移動であっても、人工呼吸器をつけていても、自助・自立はできるのです。そのために公助があるのです。自助・自立のために、まず公助が大事なのです。

菅義偉さんは言いました。「まず自分でできることは自分でやる、自分でできなくなったらまずは家族とかあるいは地域で支えてもらう、そしてそれでもダメであればそれは必ず国が責任を持って守ってくれる。そうした信頼のある国づくりというものを行っていきたいと思います」と。先ず自助があり、そして共助が有り、それでダメならば公助の出動、それが政治であると。何を言っているのかと思います。小学校から学び治せと言いたいです。

 

今、新型コロナ感染は世界では第2波の到来に見舞われて、再び全土でのロックダウンに踏み切らざるを得ない国のニュースが続いています。昨日11月2日で、世界の累計感染者数は4650万人を超え、累計死者数は120万人に達しました。日本国内の感染者数も10万人を超え、死者数は1788人です。

冬に向かい、ウイルス感染は拡大することが予想され、すでに日本でも感染数が増加傾向です。

にもかかわらず、政府は、総予算1.7兆円の 「Go Toキャンペーン」の実施に前のめりです。 予算約1.1兆円の「Go To Travelキャンペーン」を7月に実施したのに引き続き、「Go To Eatキャンペーン」を10月1日より実施しました。そしてなんと、イベントなどのエンターテインメントを補助する 「Go To Eventキャンペーン」を10月29日よりとうとうスタートしてしまいました。経済産業省のホームページには、[Go To Eventで「また出会える喜び」を]の文字が躍ります。これが「再び出会えない悲しみ」に変わらないことを祈るしかありません。

もちろん、経済の安定は極めて重要です。しかしやるべきことは先にあります。

サージカルマスクに続き、今は医療や介護の現場では必須の婦プラスチックグローブの値段が高騰しています。全く日本国内で製造しておらず、輸入に頼ってきたためです。アベノマスクに466億円かけるのでなく、医療や介護の必需品を、しっかり国内生産することに、先ず政府が取り組むことも公助の一つと考えます。また、今後必要にせまられるかもしれない人工呼吸器の製造だって、日本の技術をもってすれば、容易に増産が可能です。

さて、安倍内閣が、憲法解釈を歪めて強行に成立させた安全保障関連法の成立させた2015年、この国会前には、日本の国の未来を案ずる多くの人々が集まっていました。私は、50歳をすぎてはじめて、デモというものに参加したひとりです。医師と言う仕事に没頭してきたそれまでの私の生活に、政治を政治家たちだけにまかせておいてはいけないという危機感がめばえ、この国会前に足繁く通う時期があり、5年間安倍政権でなされたことに翻弄され、その危機感は菅政権になってから、今はファシズム前夜でさえあることが現実のものとなる危機感として、重くのしかかってきています。

小泉政権以降、医療保険の財源は実質年々縮小されて、医療の現場はギリギリの人員で、医療従事者のプロフェッショナリズムに基づく働き方で国民皆保険制度を守ってきました。介護現場も同様です。驚くべき低賃金であるにもかかわらず、介護職の献身的取り組みにより、介護保険サービスがギリギリ守られてきました。しかし、新型コロナ感染の拡大と共に生きる社会を支える余力はもうありません。

いのちを蔑ろにしないでください。

医療介護従事者に対する、薄っぺらな感謝のパーフォーマンスも言葉もいりません。私たちが納めた税金を、いのちを守る医療、暮らしを支える介護、人権を守る福祉に返してください。

このコロナ禍でみえてきたのは、世界はこの地球という惑星のなかで、本当に一つに繋がっているという実感でした。このことを肝に銘じて、国家の枠をこえて人が人として繋がることを大事にすること、このことがこれからの未来を考える上で大きな希望となる、ということを最後に申し述べて、私からのメッセージを終わりたいと思います。                      2020年11月3日

2020.9.21 オスロでがんと闘って

2020.9.21オスロ講演会

おかげさまで、医療の受け手にも、医療従事者にとっても、もっと安心を持つことができる医療や社会のあり方について考えるよい時間となりました。
質疑応答でも有意義なご意見をいただき、日本の医療を見つめ直す大きな機会となりました。

当日の動画をお送り致します。
2時間にわたりますが、お時間のあるとき、ご視聴頂ければと思います。

2020.5.3 憲法記念日「おうちでデモろう!」

プラカードを持った写真とともに、以下のハッシュタグをつけて、
Twitter,FaceBook,Instagram に投稿して、ご参加ください。

#0503憲法集会
#stayhome
#医療崩壊
#介護崩壊

94583485_2882475815181761_1664968828485894144_o94600925_2882452258517450_7151809975990353920_o95220782_2918760191539897_4638950539541872640_n95251389_1878918002240272_881389815273095168_nIMG_0012IMG_0013IMG_0014IMG_0016

以下、ネットプリントできます。

サイズ:A3
有効期限:2020/05/07 23:59:59

「5月3日はstayhomeで 憲法を守ろう」
予約番号:30900716
file名 : 2020_53kenpoumamoro_20200430233519473

「5月3日は憲法記念日 うちでデモろう」
予約番号:65094853
file名 : 2020_53demohome_20200430233432684

「止めろ!医療崩壊 止めろ!介護崩壊」
予約番号:99032828
file名 : 2020_8stop2_20200430233403901

「最大のピンチを最大のチャンスに」
予約番号:04071622
file名 : 2020_7pinch_chance_20200430233330601

「守ろう 平和・いのち 守ろう 医療・介護」
予約番号:98850622
file名 : 2020_6mamorou4_20200430233303676

「離れていても憲法守る思い伝わる」
予約番号:05742789
file名 : 2020_4hanareteitemo_20200430233237704
「守れ!医療・介護・私たちの生活」
予約番号:50592887
file名 : 2020_3mamore3_20200430233158977

「科学的な感染対策のためにも 守ろう 言論の自由」
予約番号:49682193
file名 : 2020_2genron_20200430233133225

「忖度・改憲は、医療崩壊の始まり」
予約番号:52334214
file名 : 2020_1sontaku_20200430233046594

2020.3.10「新型インフルエンザ等対策特別措置法」 改正に反対する緊急声明

「新型インフルエンザ等対策特別措置法」 改正に反対する緊急声明

2019年12月に中国の湖北省武漢市で最初の症例が確認された新型コロナウイルスの流行が、世界に広がり、2020年1月31日にWHOから「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」が宣言され、世界各地でも緊急事態宣言が出されるようになった。

そうしたなか安倍政権は、2月26日に、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等について、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請。続いて2月28日には、突然の小中高校、特別支援学校に対する一律の休校を要請した。それは、2012年5月に成立した 「新型インフルエンザ等対策特別措置法」 第32条に規定された国民生活の制限をする緊急事態宣言に準ずるものであった。

その後になって政府は、同法に2年を限度に新型コロナウイルスを対象に加える改正案を準備。3月10日に閣議決定し国会に提出した。13日の成立、14日に施行をめざしている。同法には、緊急事態宣言の発動や解除や期間の延長の際に、国会の事前承認はおろか事後承認も必要とされておらず、内閣総理大臣はそれを国会に報告するだけでよいとされ、また確実な経済的損失の補填を政府に義務づける規定がない。

これまで安倍政権は、大規模イベントの開催自粛要請、それに続く全国の小中高校、特別支援学校に対する一律の休校要請、さらに中国と韓国からの入国制限などを、いずれも専門家会議の議論等踏まえず、十分な根拠の説明もないまま唐突に発動してきた。根拠も薄弱なまま、十分な準備のないまま為された要請は、新型コロナウイルスの感染予防に効力をもたらすどころか、かえって医療・介護・福祉の現場に無用の混乱をもたらしている。措置法改正以前に、現実的かつ確実な対策を講じることが先決である。

人のいのちを守り支えることが第一の責務であると考える私たち医療・介護・福祉関係者の会は、新型コロナウイルスがパンデミックの様相を呈しつつある現在が、緊急事態であると深く憂慮しているが、さらなる強権の発動によって制限される自由と人権が、いのちと暮らしを脅かすことを懸念し、安倍政権による 「新型インフルエンザ等対策特別措置法」 改正に、強く反対する。

2020年3月10日

「いのちと暮らしを脅かす安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会」 共同代表
天羽道子(かにた婦人の村 名誉村長)
伊藤真美(花の谷クリニック 院長)
川島みどり(日本赤十字看護大学名誉教授)
小島美里(NPO法人暮らしネット・えん 代表)
沢田貴志(港町診療所 所長)
高岡直子(大田病院 在宅医療課医長)
本田宏(外科医・NPO法人医療制度研究会 副理事長)

2020.2.14 「平和憲法下の戦争協力の歴史」学習会

ほとんど知られていなかった史実を追った、BS1スペシャル「隠された“戦争協力” 朝鮮戦争と日本人」をDVDを観て、「平和憲法下の戦争協力の歴史」について学びたいと思います。
ちょうど2年前の2018.2月に行いました「ドキュメンタリー『朝鮮戦争』を観て学ぶ会」にも解説者として来ていただいた梁田貴之さんに、今回もコメンテーターとしてお越しいただきます。

日時:2020年2月14日(金)19:00〜21:00

会場:大田病院アネックス棟会議室1(東京都大田区大森東4-4-14)

参加費:無料    お問い合せ:090-3312-7607

当会のメンバーでなくとも参加できます。どういらしてください。

2020.2.14MCW戦争協力