2日目の午後からは、兵庫県医師会名誉会長 川島龍一さんに、
「昭和史にみる医療の変遷」と題し、貴重な映像を流しながら
ご講演いただきました。
著作権等の関係で動画を公開することができず残念ですが、川嶋龍一さんが
書かれた原稿、「戦争と医療」を掲載させていただきます。
「戦争と医療」PDFファイル
最後のお疲れさま会の様子です。
第2日目の午前はNPO法人安房文化遺産フォーラムのガイドによる
館山戦跡ツアーを開催しました。東京湾要塞地帯の重要拠点として加害の一翼を
担っていたという、知らなければならない歴史のひとつ「赤山地下壕」と
従軍慰安婦の石碑の建つ「かにた婦人の村」を巡りました。
動画は、「赤山地下壕」の調査をおこなってきたNPO法人安房文化遺産フォーラム
代表の愛沢伸雄さんの貴重なお話の一部です。
第1日目の夕方からは、鳩山荘松庵に会場を移し、富士山に夕陽の沈む絶景のなか
かにた婦人の村 名誉村長 天羽道子さんに「『かにた婦人の村」』の歩みからみえる
日本の戦後」と題してご講演いただきました。
第1日目、日本赤十字看護大学名誉教授 川嶋みどりさんによるご講演
「人間宣言ー1人の看護師の闘いの軌跡と葛藤ー」です。
今なお現役で活動されている川嶋みどりさんの、60余年わたる看護師としての
活動を、個人史をまじえながら、日本の戦中戦後そして現在に至るまでの看護の
歴史をお話くださいました。圧倒されながらお聞きし、この大変貴重なご講演の
聴衆の一人になれたことを幸せに思いました。
下記のスライドと共に、どうぞご覧ください。
5月20日、21日の二日間にわたり、千葉県館山市において当会主催の
「歴史に学び未来へつなぐ」を開催しました。
まず20日のオープニングは、房州AKBによる歌と当会の共同代表 伊藤真美さんからの開会の挨拶です。
遠くは九州福岡から、また看護学生のみなさんも多数ご参加くださいました。
5月16日、デンマーク在住の小島ブンゴード孝子さんを講師にお迎えし、
「デンマークの医療介護福祉に学ぶ」と題したお話を聞く会を開催しました。
世界一幸福度の高い国、デンマークの現状をお話いただきました。
社会民主主義的な社会価値観がどのように生まれ、いかに、この国の
医療福祉基盤が築かれてきたかについての糸口について学ぶ事のできる
大変有意義なお話だったと思います。また孝子さんが来日される機会に、
ぜひシリーズで企画させていただきたいと考えています。
以下は当日の講演の模様です。資料と共にぜひご覧ください。